はじめまして、普段Google Security Operationsの設計、導入、運用支援などをメイン業務として担当しております。
2024/8/1(木)、2(金)にパシフィコ横浜で開催されたGoogle Cloud Next Tokyo’24に参加してきましたので、そちらの内容についてのレポートを紹介します!
Google Cloud Nextって?
Google Cloud Nextとは、Google Cloud社が主催するGoogle CloudやGoogle Workspace等に関するカンファレンスで様々なセッションが開かれたり、各企業のブースが出展されます。
毎年アメリカで開催されており、今年度は4/9-4/11にラスベガスで開催されました。(ちなみに私はこちらも参加してきました。)
その日本版がGoogle Cloud Next Tokyo’24です。
会場の雰囲気
会場は1F~3Fに分かれており、1Fが主に各企業のブースが出展されるEXPO会場、2F、3Fが主にセッションの会場となっていました。
親会社であるSCSKがGoogle CloudのPlatinum Partnerになっているため、今回ブースを出展しておりました。
SCSKセキュリティとしては、ブース内でGoogle Security Operationsについてもポスターの掲示とブロシュア配布を行いました!
弊社で現在サービス立ち上げを行っている「フルマネージドサービス for Google SecOps」は、Google Security Operationsを活用した24時間365日の監視+システム・セキュリティ運用支援がセットになったサービスです!
参加セッション
セッションは大きく基調講演と各パートナーやGoogle Cloud社が実施するセッションに分かれておりました。
Google Cloud Next Tokyo'24は生成AIがメインのテーマとなっており、基調講演でもGoogle Cloudの生成AIに関するアップデート情報や各企業が生成AIをどのようにビジネスに取り入れているかなどの紹介が多くありました。
基調講演はアーカイブ動画が公開されているので気になった方は見てみてください。
パートナーセッションの方では、私は普段セキュリティ系の業務に携わることが多いため、セキュリティ系のセッションにいくつか参加しました。
D1-PL-03_アラート燃え尽き症候群から脱却する全方位型セキュリティプラットフォームとは(パロアルトネットワークス株式会社)
パロアルトネットワークス社は、アラート対応にどのように生成AIを活用するかや自社が展開するサービスについて紹介されていました。
D1-SEC-01_Security Command Center と BigQuery を利用したセキュリティガバナンス事例の紹介(株式会社リクルート)
リクルート社は、保有する商用システムに対してセキュリティガバナンスを効かせていくために、Security Command Center及びBig Queryをどう活用しているかサービス検討の時系列なども含めて紹介されていました。
D1-SEC-02_CNAPP とSecOps の融合へ:Security Command Center Enterprise によるマルチクラウド セキュリティ(Google Cloud)
Google Cloud社は、マルチクラウドに対応したSecurity Command Center EnterpriseとSOCモダナイゼーションを実現するセキュリティプラットフォームであるGoogle Security Operationsが融合されることでどのような効果がもたらされるかという点を紹介されていました。
こうした他社の事例などを聞くのは自社のビジネスを考えるうえでも参考になることが多いですね!
そのほか、パートナー専用のラウンジやGoogle Cloudの有資格者限定のラウンジなどもあり、刺激ある1日を過ごすことができました。
さいごに
Google Cloud社だけでなく、各企業においても生成AIへの期待や力の入れ具合というものを非常に感じるカンファレンスでした。
現在、SCSKセキュリティではGoogle Security Operatiosの設計、導入支援そして今回ご紹介したフルマネージドサービス展開しております。
ご興味がある方がおりましたらお気軽にご連絡ください!